ウォータースタンドの不純物の除去率ってどのくらいなの?」
「ウォータースタンドって機種によって、除去率が違うの?」
「結局、どの機種を選べばいいの?」
この記事は、このような疑問や悩みを解決できる内容になっています。
この記事を最後まで読んでいただけると、
- ウォータースタンドのシリーズ別の不純物の除去率
- ウォータースタンドに使用されているフィルターについて
- ウォータースタンドのシリーズ選び方
がわかるようになっています。
ウォータースタンドの契約を検討している人やどのシリーズを選ぶべきかわからない人は、ぜひ参考にしてみてください。
ウォータースタンド除去率は機種のシリーズによって異なる
ウォータースタンドの不純物除去率は、機種のシリーズによって異なっています。
ウォータースタンドの機種のシリーズは、以下の2つで、それぞれ使われているフィルターが異なり、除去できる物質も違っています。
ナノシリーズ | ナノトラップフィルター(ウイルスやバクテリアを99%以上除去できる。) |
プレミアムシリーズ | ROフィルター(放射性物質も除去できる。ほぼ水分子だけを通過させる。) |
ウォータースタンドのナノシリーズとプレミアムシリーズの除去率に焦点を当てて、詳しく解説していきます。
ウォータースタンドのナノシリーズの除去率
まずは、ウォータースタンドの標準的なモデルである、ナノシリーズの不純物除去率についてみていきましょう。
ナノシリーズではナノトラップフォルターが使用されている
ウォータースタンドのナノシリーズでは、ナノトラップトラップフィルターが搭載されています。
ナノトラップトラップフィルターは、「陽電化ナノ繊維」という、ナノファイバー素材が組み込まれています。
このナノファイバー繊維によって、一般的な浄水器では除去できない微細なウイルスや塩素消毒では死滅しない病原性微生物をも除去することができます。
ナノシリーズで除去できる不純物と除去率
ウォータースタンドのナノシリーズでは、以下の3ステップで不純物を除去していきます。
STEP1 ネオセンスフィルター:水中のサビや残留塩素などを除去
STEP2 ナノトラップトラップフィルター:ウイルスやバクテリアを99%以上除去
STEP3 イノセンスフィルター:水の臭いを吸着する
ナノシリーズでは、ウイルスやバクテリアを99%以上除去できるので、一般的な浄水器よりも高機能です。
具体的な除去物質には、JIS規格や浄水器協会の自主規格による除去対象物質の合計20種類が挙げられます。
除去対象物質20種類については、以下の表にまとめています。
ナノシリーズの除去項目一覧 | |
遊離残留塩素 | クロロホルム |
ブロモジクロロメタン | ブロモホルム |
トリクロロエチレン | テトラクロロエチレン |
総トリハロメタン | 2-MIB (2-メチルイソボルネオール) |
CAT (2-クロロ-4,6-ビスエチルアミノ-1,3,5-トリアジン) | 溶解性鉛
|
ジブロモクロロメタン | 濁度 |
陰イオン界面活性剤 | フェノール類 |
ベンゼン | ジェオスミン |
1,2-DCE(シス-1,2-ジクロロエチレン及びトランス-1,2-ジクロロエチレン) | アルミニウム(中性) |
四塩化炭素 | 鉄(微粒子状) |
(参考:https://waterstand.jp/waterlife/water_filter_server/waterlife00106.html)
ウォータースタンドのプレミアムシリーズの除去率
次に、ウォータースタンドの上位モデルである、プレミアムシリーズの不純物除去率についてみていきましょう。
プレミアムシリーズではROフィルターが使用されている
ウォータースタンドのプレミアムシリーズでは、ROフィルターが使用されています。
ROフィルターとは、海水を淡水化して純水を作り出すために開発されたフィルターです。
ROフィルターを搭載した、ウォータースタンドのプレミアムシリーズでは、ほぼ水分子のみを通過させます。
バクテリアやウイルスはもちろんのこと、イオン物質や放射性物質なども除去できます。
ROフィルターは、浄水フィルターの中では、最高水準の機能となっています。
プレミアムシリーズで除去できる不純物と除去率
ウォータースタンドのプレミアムシリーズは、ROフィルターに加え、ナノシリーズと同じくネオセンスフォルターとイノセンスフィルターも搭載しています。
この3種類のフィルターで、美味しい純水を作り上げます。
ROフィルターの不純物除去率は、公式ページでは記載されてはいませんが、「水分子以外の不純物を限りなく取り除き、純水を作ります。」と記述されています。
また、ROフィルターは、WQAの基準を満たし、ゴールドシールを取得しています。
このゴールドシールは、浄水に関する厳しい試験のもと、一定基準を満たした証であり、信頼性のある認証マークです。
さらに、国際的な第三者認証機関であるNSFインターナショナルの浄水基準を満たしています。
第三者による認証を受けているので、信頼性のあるフィルターになっています。
ウォータースタンドの機種のシリーズの選び方
ウォータースタンドのシリーズによって、不純物の除去率の違いが理解できたでしょうか。
最後に、
「結局、私はどっちのシリーズを選べばいいの?」
という人に向けて、それぞれのシリーズがおすすめな人をまとめました。
シリーズ選びに迷ってる人は、参考にしてみてください。
ナノシリーズがおすすめな人
ウォータースタンドのナノシリーズがおすすめな人は、
「コストパフォーマンスよく、ウォータースタンドを利用したい」
という人です。
ナノシリーズでも不純物は99%除去されるため、普段使いには問題ありません。
プレミアムシリーズよりも価格を抑えて利用できることがメリットです。
ナノシリーズの機種と月々の料金について、以下の表にまとめたので、参考にしてみてください。
ナノシリーズの機種一覧
機種名 | 使用できる水温 | 月々の料金 |
メイト | 常温のみ | 2,200円 |
ナノスタンド | 常温飲のみ | 3,300円 |
トリニティ | 冷水、常温 | 3,850円 |
ネオ | 冷水、温水、常温 | 3,850円 |
ガーディアン | 冷水、温水、常温 | 4,400円 |
アイコン | 冷水、温水、常温 | 4,400円 |
プレミアムシリーズがおすすめな人
ウォータースタンドのプレミアムシリーズがおすすめな人は、
「お金はかかってもいいから、不純物を限りなく取り除いた純水を飲みたい」
という人です。
プレミアムシリーズは、上位モデルであることから、価格帯は上がります。
冷水、温水、常温が飲める機種になると、一番安いものでも月々5,280円かかります。
プレミアムシリーズの機種と月々の料金についても、以下の表にまとめましたので、参考にしてみてください。
プレミアムシリーズの機種一覧
機種名 | 使用できる水温 | 月々の料金 |
ネオス2 | 常温のみ | 3,300円 |
S3 | 冷水、温水、常温 | 5,280円 |
ステラ | 冷水、温水、常温 | 6,050円 |
L2 | 冷水、温水、常温 | 7,150円 |
ROスタンド | 冷水、温水、常温 | 8,250円 |
まとめ
この記事では、ウォータースタンドの除去率について、シリーズ別に解説してきました。
普段使いならナノシリーズでも十分の除去率があるので、コスパよく利用したい人はナノシリーズがおすすめです。
放射性物質なども気になっていて、純水を飲みたいという方は、上位モデルであるプレミアムシリーズをおすすめします。
ぜひ、検討してみてください。
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